大阪府板金工業組合

建築板金とはIntroduction

私たちはこんな仕事をしています

建築板金の仕事は、規模及び内容等で大きく3つに分ける事ができます。

①『町屋』の仕事
町にある一般住宅の屋根や、樋、外壁などの工事を行います。 単独で又は工務店と共に、地域に密着した仕事をしています。 昔から皆さんに親しまれている「町のブリキ屋さん」です。

②『野丁場』の仕事
建設会社の下請・専門工事業者として、ビルやマンション、大型店舗や工場、倉庫などの大規模な屋根工事・外壁工事等を請け負います。

③『ダクト』の仕事
亜鉛鉄板やステンレスなどの金属を用いて、空調機械から室内へ空気を流すためのダクト(風導管)を製作し、取り付けます。 又、厨房などで排気を行う場合にもダクトが取り付けられます。

こんなところで見かけます!

①屋根 建物内部への雨水の侵入を防ぐ技術は、建築板金の中でも最も大切なもの。
②樋 屋根に流れる雨水を処理し、地上に導く重要なもの。 建物の美観にも大きな影響を与えます。
③壁 耐食性、断熱性、耐火性、居住性、軽量、美観、環境にやさしい特性などが活かされています。
④厨房フード・ダクト 厨房のキッチン(ガス台)等の上に設置されるフード・ダクトを、金属(主にステンレス)を現場の寸法や状況にあわせて加工・製作し、しっかりと取り付けます。
⑤厨房壁面 油汚れの多い厨房で、清掃がしやすく、さびにくい美観のきれいなステンレスを使用します。

このように、建築板金の仕事は私たちがなにげなく暮らしている日常生活の中において随所に見ることができます。

大阪のシンボルにも!

「京セラドーム大阪」
屋根部は鉄骨トラス相互を鋳鋼ジョイントで幾何学模様に構成された球体本体部と、それを支える鋼性高いY字型鉄骨ガーターなどにより構築された、直径166.5m、ライズ42mの鉄骨ドーム(1997年完成)です。屋根の施工には、地上で地組みを行った後に所定の場所まで吊り上げる「リフトアップ工法」を採用しています。
「関西国際空港ターミナルビル」
”飛翔”をイメージさせる、高い芸術性・流れるようなデザイン。 ステンレスの屋根が大きな曲線を描く関西国際空港ターミナルビル(1994年)は、軽さと柔軟さが基本コンセプト。世界的にも高い評価を受けています。
「りんくうプレジャータウン SEACLE(シークル)」
関西国際空港対岸の、りんくうエリアにあるSEACLE(2007年)は独特のデザインである複雑な3次元モールを特殊プレス成形したハゼ折板で施工し、見事に防水性を確保しています。

  

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